2013年12月25日

宮城・栗駒のスギから生まれたストーリー【最終回】

2013年3月、林野庁は
「木材利用ポイント事業の概要について」を発表。
それを受け、ワイス・ワイスではポイント交換商品の
冊子制作を準備していました。

早速、私は佐藤さんへ「カーボン・オフセット
付き薄紙印刷」をご提案。そのクレジット元が
佐々木さんや大場さんの日本の森バイオマス
ネットワークであることを説明しました。

「ビックリしました!私たちにとって栗駒の
クレジットを活用できるのは理想のカタチ。
それまで各人が個別に動いていたことが
実はつながっていて、大きな輪となって
回り始めたんです。偶然ではなく必然を
感じました」と、佐藤さんは言います。

こうして出来上がった、カーボン・オフセット付き
薄紙印刷を採用したワイス・ワイスの冊子がこちら。

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栗駒木材が森を守り、木を育て、製材したスギで、
ワイス・ワイスと共に家具を作ります。
その時に出た端材をペレットとして活用し、
日本の森バイオマスネットワークがクレジット化。
マイクライメイトジャパンの協力を得て
そのクレジットが活用され、ワイス・ワイスの
冊子を印刷する際にカーボン・オフセットされます。
結果的に、その対価は栗駒へと戻り、
また森を活性化するために使われるのです。

「クレジットの費用は、ワイス・ワイスが
負担したんでしょ?」と思う人もいるでしょう。
もちろんその通りなのですが、紙代というのは
重さで金額を算出するので、クレジットの費用以上に、
薄紙を使うことで印刷コストを削減することができます。

「弊社でも多くのカーボン・オフセット案件を
取り扱ってきましたが、ここまで顔が見えて
いるケースは、私も知りません」
と、マイクライメイトジャパン会長の長谷川さん。

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ただ単に安価な製品を作り、売るのではなく、
森も都会も、みんなが幸せになるビジネスモデル。
みんなが利用者であると同時に、提供者なのです。

今から思えば本当に不思議なご縁で、微力ながら
弊社もお手伝いできたことを嬉しく思います。

この物語は、私が今までずっと思い描いてきた
グリーン・ベンチャー応援団のカタチでもあるのです。

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posted by カワセケンジ at 19:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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