2014年01月13日

「希望」という生きる力

てるみん.JPG
「なくしたものとつながる生き方」
尾角光美 著/サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/dp/4763133438

てるみんの本をTSUTAYAで発見!
もちろん、早速購入。

彼女との出会いは
昨年のパタゴニア@鎌倉でのイベント。
リブオンという団体で、グリーフケアという
活動をされています。

グリーフケアとは、身近な人や大切な人を
なくされた方々の、心のサポートです。

欧米では一般的に知られているもので、
心理の専門家だけでなく、宗教者、葬儀社、
病院、学校などが遺族にサポートの情報を
提供したり、ケアの場所をつくったりして
いるそうです。

日本ではまだあまり知られていないのですが、
東日本大震災の被災地、昨年もメディアを
騒がせたいじめ自殺や体罰問題など、
心のケアに対するニーズは高まってきています。

なぜ、このような活動をしているのか?
彼女は10代の終わりに父親が家を出ていき、
母親が自ら命を絶ってなくなりました。
そして20代の終わりに、
お兄さんを病気で失いました。
30歳を目前にして家族をすべて失い、
ひとりぼっちになってしまったのです。

「なくしたものとつながる生き方」
この本には、そんな彼女が自身の歩みを通して
得てきた生きる知恵が書かれています。

全てが珠玉の言葉で、心に響いてきます。
なぜなら、大切な人を失ったことのない
人はいないからです。

ここでご紹介すると、本の全てを引用すること
になってしまうのでやめておきますが(笑)
一つだけご紹介させてください。

希望というのは、どこにあるのか。
光はいったいどこに見出せるのか。
それは明るいところに見つけられるのではなく、
真っ暗闇の、どん底の悲しみの中から
生まれてくるんだ、ということを
知ることができました。

つい最近、Facebookで目にした
ジョン・レノンの言葉。

希望。それ自体は幸福の一様態にしか過ぎない。
だけど、ひょっとすると、現世がもたらし得る、
一番大きな幸福であるかもしれない。

★★★ 告 知 ★★★
来月は2月7日、てるみんと一緒に、
エコメディアサロンでイベントをやります!
「なくしたものとつながる生き方」
出版記念 対話イベント
https://www.facebook.com/events/633427090031642/?ref_dashboard_filter=upcoming

ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

posted by カワセケンジ at 15:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月07日

日本の印刷物を薄くする

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

日本の印刷物を薄くする

これが、カワセ印刷の新しいミッションです。
なぜ、印刷物を薄くしなければいけないのか?

WWFが2012年に発表した
『Living Planet Report』によれば、
現在の人類は地球1個分の生産量に対して
1.5個分の資源を消費しているそうです。

このオーバーしている地球0.5個分の消費は、
森や海などでの乱獲や大量の二酸化炭素を
排出することで、未来の子どもたちから
「先借り」しているのです。

この地球には先進国もあれば、途上国もあります。
貧困が深刻な問題となっている地域もあります。
約70億人と言われる全人類が、
平均的な日本人と同じような生活をすると、
2.3個の地球が必要になるそうです。
http://www.wwf.or.jp/earth/

企業も少なからず環境へ負荷を与えながら
事業を発展させていくわけですが、
環境を失えば人間も生きていけなくなります。
未来の子どもたちに荒れ果てた地球を
渡すわけにもいきません。

自然風景.JPG

印刷物に使われる紙はどうかというと、
やはり主原料である木の再生が追いつかず、
世界では毎年日本の面積の約3分の1ほどの
「森」が失われています。

限りある大切な資源を守るために、
印刷会社ができることは何か?
私たちの答えは、「印刷物を薄くする」ことです。

世の中には、製品の箱や梱包材もあります。
もちろん、製品を安全に運ぶという機能を
損なってまで薄くする必要はありません。

しかし、商品を売るためのDMやチラシは
どうでしょうか?

自社を紹介するためのパンフレットは
どうでしょうか?

同じ印刷物を作るとしても、
今までより少し薄くするだけで、
使用する木材パルプの量を
減らすことができます。

図1.jpg

詳しくはこちら。
http://eco-media-lab.com/service/usugami.html

2014年、日本の印刷物を薄くするために
弊社一丸となって頑張ってまいりますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。



posted by カワセケンジ at 21:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月25日

宮城・栗駒のスギから生まれたストーリー【最終回】

2013年3月、林野庁は
「木材利用ポイント事業の概要について」を発表。
それを受け、ワイス・ワイスではポイント交換商品の
冊子制作を準備していました。

早速、私は佐藤さんへ「カーボン・オフセット
付き薄紙印刷」をご提案。そのクレジット元が
佐々木さんや大場さんの日本の森バイオマス
ネットワークであることを説明しました。

「ビックリしました!私たちにとって栗駒の
クレジットを活用できるのは理想のカタチ。
それまで各人が個別に動いていたことが
実はつながっていて、大きな輪となって
回り始めたんです。偶然ではなく必然を
感じました」と、佐藤さんは言います。

こうして出来上がった、カーボン・オフセット付き
薄紙印刷を採用したワイス・ワイスの冊子がこちら。

wise.jpg

栗駒木材が森を守り、木を育て、製材したスギで、
ワイス・ワイスと共に家具を作ります。
その時に出た端材をペレットとして活用し、
日本の森バイオマスネットワークがクレジット化。
マイクライメイトジャパンの協力を得て
そのクレジットが活用され、ワイス・ワイスの
冊子を印刷する際にカーボン・オフセットされます。
結果的に、その対価は栗駒へと戻り、
また森を活性化するために使われるのです。

「クレジットの費用は、ワイス・ワイスが
負担したんでしょ?」と思う人もいるでしょう。
もちろんその通りなのですが、紙代というのは
重さで金額を算出するので、クレジットの費用以上に、
薄紙を使うことで印刷コストを削減することができます。

「弊社でも多くのカーボン・オフセット案件を
取り扱ってきましたが、ここまで顔が見えて
いるケースは、私も知りません」
と、マイクライメイトジャパン会長の長谷川さん。

_MG_0344.jpg

ただ単に安価な製品を作り、売るのではなく、
森も都会も、みんなが幸せになるビジネスモデル。
みんなが利用者であると同時に、提供者なのです。

今から思えば本当に不思議なご縁で、微力ながら
弊社もお手伝いできたことを嬉しく思います。

この物語は、私が今までずっと思い描いてきた
グリーン・ベンチャー応援団のカタチでもあるのです。

_MG_0481.jpg

posted by カワセケンジ at 19:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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